朧気に花は揺れて 風継ぐ 想い 馳せる夜 忍ぶれど私はまだ 桜に 抱かれる 夢を見る 春風今でも変わらず吹き抜けて ぼんやり記憶は霞んだままで 「貴方は今も覚えている?」遠い約束 想い紡ぐ 言の葉は ひらひらと 蝶のよう 過去を 塗り潰す黒染め影に 儚く 桜だけ咲いてる 色褪せぬ景色抱いて 漂う水面 映す夜 風告ぐ囁き 淡い月の裏に 浮かんで 消えてく姿は何処? 初めて見るその笑顔は 何故か切なく 桜揺れて舞い上がる あぁ 二人包むように 交わす言の葉は 今も変わらずに 二人舞い踊り続けて 桜の下に抱かれて 永久の眠りを 二人の記憶彩る この花を咲かせるの 季節 めぐり また出会えるとしたら その時あなたが分かるように あの日の様に…