色褪せた設計図 作りかけのシャトルを見せて 神への皆信か 大いなる一歩か 高く飛ぶために深くしゃがむことも必要 そんなことはとうにわかってるだろ 不思議と笑う声は耳に入らなくっていた 伝えたい言葉は飲み込で 緑色の星に出くわした夏の終わりから 見上げ続けた金色の空 満月に恋をして 太陽に焦がれ 届かなくて泣いた日もあった 声が掠れて 膝を抱えても 宇宙船は構わず進むのに 誰かが囁く 『知らなくていいこともある。』と そんなの頷けるわけがないだろ 緑色の星が僕の背中を強く押してる 少しの勇気が片道切符さ ずっと探していた 傷つかない世界を そこに行くのは簡単なこと 何もしらないこと エンジンは焼き付いて 翼は折れて 大気圏でだいぶ失った それでもまだ信じてるのさ 無重力の先の栄光を 飛び続けろ 燃え尽きても 満月に恋をして 太陽に焦がれ 夢を見てる僕は謳う 息もできないほど美しい そんな場所へ宇宙船で 何万光年の旅を始めよう