あなたの指が奏(かな)でる音は 遥(はる)かな海の匂いがするわ ギターひとつ あればいい 愛のため息 煙草の煙 寂(さび)れた店の片隅で 私は歌う恋の歌 泣かないひとの涙の重さ 今夜この身で受けとめるから せめて今は 夢一夜 生きる哀しみ 心の吐息 小さな夜の陽だまりで 私は歌う恋の歌 ひとは誰でも孤独なものよ あなたの腕のその中で 私は歌う恋の歌 ラララ… 私は歌う恋の歌