[00:26.84]日暮れて鳥は 巣に帰り [00:38.27]瀬を行く魚は 岩の蔭 [00:49.96]人は人ゆえ 人を恋い [01:01.67]人は人ゆえ 人に泣く [01:16.01]誰と語らん 秋の夜 [01:27.83]旅寝(たびね)の空に 名残月 [01:45.34] [01:59.90]行方も告げず 吹く風は [02:11.53]梢(こずえ)をふるわせ 遠ざかる [02:23.16]花は花ゆえ 花と咲き [02:34.60]花は花ゆえ 花と散る [02:49.22]紅(くれない)燃ゆる 色香(かんばせ)も [03:00.95]移ろい行くは 世の運命(さだめ) [03:15.54] [03:27.31]行く道はるか 山の端(は)に [03:38.74]夜ふけて流れる 星ひとつ [03:50.44]夢は夢ゆえ 夢を追い [04:01.98]夢は夢ゆえ 夢に酔う [04:16.51]汲(く)めど尽きせぬ 我が想い [04:28.10]旅路の果てに 名残月 [04:43.51]