初めての音(おと)は なんでしたか あなたの 初めての音は… ワタシにとっては これがそう だから 今 嬉(うれ)しくて 初めての言葉(ことば)は なんでしたか あなたの 初めての言葉 ワタシは言葉って 言えない だから こうしてうたっています やがてにひが過(す)ぎ としが過ぎ 世界が色あせても あなたがくれる あかりさえあれば いつでも ワタシはうたうから 空(そら)の色(いろ)も 風(かぜ)の匂(にお)いも 海(うみ)の深(ふか)さも あなたの聲(こえ)も ワタシは知らない だけど歌を 歌(うた)をうたう ただ聲をあげて なにかあなたに 屆(とど)くのなら 何度でも 何度だって 変(か)わらないわ あのときのまま ハジメテノオトのまま… 初めての音は ありましたか あなたの 初めての音は… 知らない曲(きょく)とか 街(まち)の音にワクワクしてますか 初めての言葉は ありましたか あなたの 初めての言葉 言えずにしまったり 言わなきゃった言葉は 少しさみしそう やがてにちが過ぎ としが過ぎ 古(ふる)い荷物(にもつ)も ふえて あなたが 変わっても失(な)くしたくないものは ワタシに あずけてね 時(とき)の流(なが)れも 傷(きず)の痛(いた)みも 愛の深さも あなたの聲も ワタシは知らない だけど歌を 歌はうたえるわ だからきいて もしもあなたが 望(のぞ)むのなら 何度でも 何度だって 変わらないわ あのときのまま ハジメテノオトのまま… 空の色も 風の匂いも 海の深さも ワタシのうたも 変わらないわ あのときのまま ハジメテノオトのまま… 初めての音に なれましたか あなたの 初めての音に 世界のどこでも ワタシはうたう それぞれの ハジメテノオトを… 终わり