優しくなんてしないで 心乱されてしまう その瞳 聞きたい事で溢れて 何にも言えなくなって また俯(うつむ)いてしまう 嘘に溺れている事 本当は分かってる 満ちることない月のように 抱きしめて 強く ただそれだけで 私は笑っていれる 懐かしく 甘い記憶の中で 温もりを探して 朝を待ってる 知らない香り纏(まと)って 眠りについたあなたの その背中 眠った振りで見つめた 想いを閉じ込めたくて また隠した涙 嘘で汚(よご)れた場所でも 居場所を探してる 雲に霞んだ月のように 囁いて そっと ただそれだけが 私を支えているの “君じゃなきゃ” 甘い言葉の中に 温もりを求めて 朝を迎える 君だけを愛してるよ ずっと放さないから 君が必要だ 全部嘘だと言って 抱きしめて もっと ただそれだけで 私は笑っていれる もういっそ 全て壊れてしまえ 温もりが欲しくて 凍てついた夜