舞い落つるは無垢なぼたん雪 天より言の葉届けて給れ 愛しき御方いま何処に 鳴々・・・凍えし涙 春告鳥が愛でる梅の蕾は 儚き白き刻の調べ うつろふことなく溢るる想ひは いとど哀しい 祈る 梅雪夜 切に咲きすさぶ うたかた夢のような思ひ出とて 其の手で・・・咲かせて 其の瞳で・・・散らして 慕ぶ 梅雪夜 かたみに恋し わかつ侘しさ唯肌寄せて はらはら ゆらゆら 散りて ほろほろ うつせに舞う