[00:00.000] 作词 : 松任谷由実 [00:01.000] 作曲 : 松任谷由実 [00:14.40]窓際では老夫婦が [00:21.12] [00:21.80]ふくらみだした蕾をながめてる [00:29.11] [00:29.74]薄日の射す枯木立が [00:36.30] [00:36.85]桜並木であるのを誰もが忘れていても [00:47.57] [00:48.11]何も云わずやがて花は咲き誇り [00:57.07]かなわぬ想いを散らし季節はゆく [01:06.56] [01:07.16]二度と来ない人のことを [01:13.72] [01:14.64]ずっと待ってる気がするティールーム [01:22.37]水路に散る桜を見に [01:29.72]さびれたこのホテルまで [01:35.65] [01:48.82]真夏の影深緑に [01:55.62] [01:56.17]ペンキの剥げたボートを浸し [02:03.12] [02:03.78]秋の夕日細く長く [02:10.69] [02:11.32]カラスの群れはぼんやり [02:16.47]スモッグの中に溶ける [02:22.05] [02:49.34]どこから来てどこへ行くの [02:56.66]あんなに強く愛した気持も憎んだことも [03:07.51] [03:08.03]今は昔 [03:11.68] [03:13.87]四月ごとに同じ席は [03:20.70] [03:21.28]うす紅の砂時計の底になる [03:28.93]空から降る時が見える [03:36.36]さびれたこのホテルから