[00:19.69]この坂を登りつめると [00:28.19]ふるさとの街が見える [00:37.26]幼ない日の 壊れやすい記憶を [00:45.55]指先で たどってみる [00:55.75]灯りの花が咲き [01:00.90]夜のとばりに 浮かぶ窓 [01:05.19]食器のふれる音 夕餉の祈り [01:14.42]そこには悲しみさえ [01:19.13]分かち合える人がいる・・・・・・愛の器に [01:29.58]この坂を登りつめると [01:47.03]ふるさとの街が見える [01:57.44] [02:21.54]色あせた時計台の針は [02:30.00]遠い日を回りつづける [02:39.44]年老いた鐘の音は 静かに [02:47.59]うなづき 語りかけるよ [02:54.85] [02:57.30]“あれから どこへ行き [03:02.82]どんな世界を見て来たの [03:07.07]大人の目をして 帰って来たね” [03:16.49]私は何も言えず [03:21.34]コートに顔を埋めるだけ・・・・・・にじむ星空 [03:32.09]この坂を登りつめると [03:40.66]ふるさとの街が見える [03:50.44]