いっそどしゃ降りの雨ならよかったわ 曖昧に滲んだこの夜は どこへも誘わない いっそ死ぬくらい傷つけて去ってよ いつだってあなたははぐらかし その手をゆるめたから 小さな子供をなだめるような やさしいキスをどうかしないで 壊れるほど愛せないなら それは本当のさよなら 最後のけやき坂 のぼるまでの物語 溺れてた螺旋はこの街に もうすぐ呑み込まれる 嘘の微笑みで見送らせて 大人のふりで夢閉じさせて 忘れること許し合えたら それは本当のさよなら 橙色に泣いているタワーをもう振り返らないわ 嘘の微笑みで手を振らせて 大人のふりで夢終わらせて 忘れること許し合えたら それは本当のさよなら 忘れること許し合えたら それは本当のさよなら