ここに一(ひと)つ 物語(ものがたり)がはじまるドア 笑(わら)いながら開(あ)けてみるよ um 雨(あめ)の匂(にお)い 雲(くも)が切(き)れた隙間(すきま)に射(さ)す光達(ひかりたち)が ほら あなたへと 導(みちび)いてくれる この広(ひろ)い世界(せかい)で 出会(であ)う事(こと)を信(しん)じて 夕暮(ゆうぐ)れの街(まち)を 見下(みお)ろしてる 私(わたし)はここにいるよ 雨(あめ)の果(は)てに 浮(う)かぶ虹(にじ)を見(み)てみたくて 靴(くつ)を履(は)いて出(で)かけてみた um 髪(かみ)を揺(ゆ)らし 水(みず)たまりを飛(と)び越(こ)えたら また増(ふ)えてゆくよ 願(ねが)い事(ごと) あの空(そら)に、届(とど)け 星空(ほしぞら)に手(て)を伸(の)ばし 星座(せいざ)を数(かぞ)えながら あの日(ひ)に迷(まよ)った私(わたし)のこと きっと迎(むか)えにきてね 淡(あわ)い思(おも)い出(で)のペンで 変(か)わりゆくページの中(なか)に そっと描(えが)いてゆく あなたがいた季節(きせつ)を忘(わす)れないよ ずっと... いつか雲(くも)が溶(と)けて もう一度(いちど)出会(であ)えたら 流(なが)れ星(ぼし)よりも 早(はや)く抱(だ)きしめてね「ぎゅっ」と両手(りょうて)で そして... 晴(は)れ渡(わた)る明日(あした)を 二人(ふたり)で見上(みあ)げながら 甘(あま)くやわらかな風(ふう)の中(なか)を あなたと生(い)きてゆこう この星空(ほしぞら)の下(した)で -終-