淋しかったら 帰っておいでと 手纸をくれた 母さん元気 帰りたい帰れない… 帰りたい帰れない もしも 手纸を书きたくなっても 仆は书かない 母さん 呼んでも答えぬ 人波にもまれて まいごの小犬は ひとりでないた 帰りたい 帰れない… 帰りたい 帰れない 破れたコートの ポケットにいつも リンゴの花の 想い出をいれて 帰りたい 帰れない… 帰りたい 帰りたい 一人ぼっちが つらくなっても 仆は泣かない 母さん 春になの花 夏には祭り 秋の三日月 木枯らしの冬に 帰りたい 帰れない… 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない… 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない… 帰りたい 帰れない