1973年11月13日 日本の偉大なる詩人に サトウハチローさんがこの世を去りました でもわたしたちは心中には   今でも彼の人間味豊かな面影と共に 彼が手掛けた 数多くの歌が残され 刻み込まれています 母の歌を 綴る時の 喜びと悲しみ  母の歌を 歌う時の 寂しさと 嬉しさ いつでもふたつの物が 僕の胸の中で 広がったりつぼんたり 重なったりこんがらがったりするのです 僕はこれからも これを続けて行く ことでしょう 母の歌を 歌う時の 寂しさと 嬉しさ 母の歌を 歌う時の 喜びと 悲しみ 秋風に母の声がある 秋の日差しの中に母の目がある 秋の雨に母のつぶやきがある 秋の窓に母の影がある わたしは秋の中に 母の姿を描く 小さい小さい人出した 本当に小さい母でした それより小さい僕でした おっぱい飲んでる僕でした 掻い繰り掻い繰りうとっとの目 おつむてんてん いないいないばあ 綺麗な声の人でした 良く歌を歌う母でした 真似して歌う僕でした 片言混じりのの僕でした ありロリまいぼり それからねんねんよおころりよ 毎晩祈る人でした 静かにつぶやく母でした 寝たふりしている僕でした 何だか悲しい僕でした 春は潤んだお月さま 秋は瞬きしてる(星)ほしい 母の日記が28冊 わたしが生まれてから 母が死ぬまでの年月と同じ数 手に取って開いて読めと言うのですか 怖いから いやです わたしのことが出てきたら どうにも成らなくなるに決まっています この世の中で 一番美しい名前 それはおかあさん この世の中で 一番優しい心 それはおかあさん かあさん おかあさん 悲しく 楽しく また悲しく 何度も繰り返す あ~おかあさん おかあさん おかあさん 悲しく 楽しく また悲しく 何度も繰り返す あ~おかあさん たくさんのたくさんのおかあさんがいて たくさんのたくさんの子供がいます そのたくさんのたくさんのおかあさんとたくさんのたくさんの子供さんたちへ 僕はこの詩集を捧げます 僕のようにもうす六十になるものでも おかあさんにとっては子供です また十九か二十でも お子さんがあれば おかあさんです その皆さんたちに 僕は申し上げます 母ありてこそ われあり 僕はおふくろが好きでした(お母さん) サトウハチロー 宏美ちゃん涙がいっぱいになってしまいましたけどようね、 ここでもう一度みんなでおめでとうっていう?拍手をしてあげてください どうもありがとうございます えー これからもいろんな賞がたくさん待ってますけれど 本当に頑張ってください 今日宏美ちゃんがここにあるのはもちろん宏美ちゃん自身の実力 そしてこんなに詰めかけてくださったファンの方々の応援ですものね ところで新しい歌はいつ出ますか? ええ、10月の25日に出ます はい もうすぐですね はい えっと、その曲の名前はみなさんはご存知でしょう? はい、ん?そう、センチメンタルです 10月25日ね はい、そうです お願いしましゅ、その歌 そしてもう一回最後に彼女に心からの拍手を送ってあげてください これからも頑張って、言う意味でね