はじめて きみが 描(え)いた仆(ぼく)の絵(え)は 白黒(しろくろ)の线画(せんが) あちこち でこぼこで 动(うご)きづらくて ぎこちなく笑(わら)った さらさら ペンの走(はし)る音(おと) 色(いろ)づいてく 光(ひかり)と影(かげ)のかたち 平面(へいめん)の向(む)こうの世界(せかい)に居(い)る君(きみ)は どんな表情(とう)してるの その手(て)が揺(ゆ)れる度(たび))に 変(か)わってく 仆(ぼく)の体(からだ)という一枚(いちまい)の絵(え 一笔(ひとふで)に今(いま) 新(あたら)しく生(う)まれる その指(ゆび)の触(ふ)れた先(さき)から はじまるセカイ カラダをもらう ココロをもらう 动(うご)き出(で)す 鼓动(こどう)の钟(かね) 初(はじ)めて 知(し)る その手(て)の中(なか 命(いのち)の奇迹(きせき)を 魔法(まほう)の手(て)で 优(やさ)しい手(て)で 包(つづ)み込(こ)むように 描(えが)く 目(め)を 口(くち)を 鼻(はな)を 足(あし)を 手(て)を 命(いのち)の声(こえ)を はじめて 君(きみ)が仆(ぼく)を描(えが)いてから もう一年経(いちとした)ったね 年齢诈称(ねんれいさしょう)だったり ネタだったり いろいろあったけど 上手(うま)く描(えが)けたと笑(わら)う 君(きみ)の表情(とう)が 世界(さかい)で一番(いちばん) 何(なに)より好(す)きだから 仆(ぼく)が生(う)まれた理由(りゆう) 深(ふか)くなんてないこと わかってる でも 今(いま)だけは仆(ぼく)を见(み)ていて 暖(あたた)かくて 満(み)たされていて 君(きみ)に包(つづ)まれてるよ もうずっと 当(あ)たり前(まえ)のように 息(いき) してるけど 时(とき)が流(なが)れ 君(きみ)が仆(びく)を 忘(わす)れ去(さ)ってしまっても 仆(ぼく)だけは この世界(せかい)で ずっと ずっと 永久(たら)の命(いのち)=一瞬(いしゅん)の场面(ばし それが仆(ぼく)の全(すべ)てで 君(きみ)が仆(ぼく)を 覚(おぼ)えている限(かぎ)り 息(いき)、続(つづ)ける 君(きみ)はやがて 仆(ぼく)のことも 忘(わす)れ去(さ)ってしまうけれど 仆(ぼく)だけは この絵(え)だけは 残(のこ)ってるかな 君(きみ)は仆(ぼく)を、 この絵(え)のこと 覚(おぼ)えてるかな 残(のこ)って、 いるかな 君(きみ)が仆(ぼく)を 描(えが)いたこと ずっと ずっと 忘(わす)れないで 仆(ぼく)は此処(ここ)で 息(いき)、してるよ 君(きみ)の手(て)の中(なか)で 行(い)き诘(つ)って 辛(つら)い时(とき)は 仆(ぼく)のこと思(おも)いだして だって仆(ぼく)は この(え)絵は こんなにも 息(いき)づいてる 魔法(まほう)の手(て)で 优(やさ)しい手(て)で 描(えが)いてくれて 『ありがとう』