遠く遠く想いを乗せて すべて今キミに伝え合い 桜咲く季節に 不思議(ふしぎ)とどこか似(に)たふたり 痛みのない それわ静かな始まりだった 降り注ぐ花びら 無邪気(むじゃき)に髪(かみ)に絡(から)ませて ねえ 来年(らいねん)むまた一緒に見えるといいね かえす真っ直ぐな視線(しせん)も 時がとまったかの様(よう)に息を潜(ひそ)め ボクの前に茫漠(ぼうばく)とした 果しない時間(とき)が横(よこ)たわる 遠く遠く 想いを乗せて キミヘこの瞬間(しゅんかん)伝えたい いつからか メールを送(おく)る宛(あて)もなく打つ癖(うつくせ) 駅(えき)のホームのキミの似姿(にすがた)車窓(しゃそう)から追う 発(だ)った あの日から毎日(まいにち) いまだ 変わらぬ距離(きょり)だけが阻(はば)んでいる キミの前に漠然(ばくぜん)とした 不安(ふあん)と期待(きたい)が立(た)ち塞(ふさ)がる 撫でる風に想いを乗せて ボクはここから逢(あ)いに向かう いくつもの駅 通(とお)り過ぎても 焦りがもどがしくさせるだけ 「まるで雪が桜のように」 ボクら望んだ未来桜 二度と同じ花は見れない 悟(さと)っだあの真冬(まふゆ)の夜道 ボクの前に茫漠(ぼうばく)とした 果しない時間(とき)が横(よこ)たわる 遠く遠く 想いを乗せて いつもキミだけに伝えたい