作曲 : 西島正己 作词 : 鈴木博文 あの日あの船に乗れば今頃は 家に着いてた あたたかいミルク 飲んで やわらかい膝に抱かれてた なのに 今何故 ここにいるの 貿易風 吹く足もと 鼻をこする子犬 私を追いかける 小さな密航者 今日もおいてきぼりね 風に耳ふるわせ 瞳を横切る 船は 水平線に あの日この場所で夏が終わるのを 彼の残したタイヤの跡から 見たの 忘れない 胸いっぱいの パンをかかえて 立ちつくした Em……私と同じ色の 瞳をした子犬 ひと切れのパンから 私と子犬は 今も 一緒に走る 悼頭渡る朝に 海までかけ足 ふたり もう戻らないわ 私を追いかける 小さな密航者 今日もおいできぼりね 風に耳ふるわせ 瞳を横切る 船は 水平線に ひと切れのパンから 私と子犬は 今も 一緒に走る 悼頭渡る朝に 海までかけ足 ふたり もう戻らないわ