切りたての 髪をみて 少し驚くあなた 柔らかな5月の風が 耳元 くすぐる 突然の再会は 過ぎてゆく流れさえ巻き戻す様に あなたを近くに感じた 「もう戻れない…」と つぶやく横顔見れずに 波のような おしよせる涙があふれた あの日 いつの日か別々の道を選ぶことさえ 何も知らずに愛してた 二人は遠い日 「もう恋はしない」と 誓った苦しい終わりに 何もかもが消えてしまえばいいと思った あの日 今 悲しみはもう 消えたと 素直に言えるの 時の中でいつしか想い出にかわった あなたさえ