飛べなくなった翼 PS2ゲーム「カヌチ黒き翼の章」OP 月明(つきあか)かり 染(そ)まる  欠(か)けた世界(せかい) 不完全(ふかんぜん)な答(こた)えに埋(う)もれ  満(み)たされない 新月(しんげつ)の 夜(よる)に 交差(こうさ)する翼(つばさ) 黒(くろ)き世界(せかい)の果(は)てに  何(なに)を見(み)つけるだろう 君(きみ)の瞳(ひとみ)の奥(おく)に  僕(ぼく)には分(わ)からぬ哀(かな)しみがある どうしてそんな顔(かお)で君(きみ)は笑(わら)うの? 飛(と)べなくなった翼(つばさ) 背負(せお)ったまま 君(きみ)は光(ひかり)と闇(やみ)の狭間(はざま)  泣(な)く事(ごと)さえ出来(でき)ずに 北(きた)の空(そら)一際(ひときわ)  眩(まぶ)しい一(ひと)つ星(ぼし)が まるで君(きみ)の様(よう)に見(み)えて  傍(そば)に行(い)きたい 夜明(よあ)け前(まえ)の 光(ひかり) 隠(かく)れたまま 息(いき)を潜(ひそ)めて願(ねが)う 永遠(えいえん)を 夜明(よあ)けと共(とも)に 溶(と)ける 二(ふた)つの翼(つばさ) 白(しろ)き世界(せかい)の果(は)てに 何(なに)を見(み)つけるだろう 君(きみ)の為(ため)に僕(ぼく)は  一体(いったい)何(なに)が出来(でき)るのだろう どうしてそんな声(こえ)で君(きみ)は歌(うた)うの? 飛(と)べなくなった翼(つばさ)  背負(せお)ったまま 僕(ぼく)は光(ひかり)と闇(やみ)を越(こ)えて  君(きみ)を包(つつ)もう 目(め)が眩(くら)む光(ひかり)が  僕(ぼく)らを照(て)らしてゆく 一(ひと)つの影(かげ) 二人(ふたり)の体(からだ)  今時(いまどき)を越(こ)え<3655,-222176,0>て