遠くへと旅をする 君がくれた欠片は 地上へと流れ着く 眠る星の夢 僕は耳に当てて 瞼を閉じる 始まりの音 君の場所まで 辿りつくかな 持ち主を失って 錆びてしまう欠片を拾っては 捨てられず 宝物にした 僕は霧の街を 出られやしない さよならの音 君の場所まで 辿りつくよ 辿りつく 眠る君の夢の果てで そう 記憶の中で共に旅をして ここにいるよ ここにいるから いつでも 空に 空に 体を失い それでも命は 繰り返し 混ざり合い 毀れ落ち旅をする 遠くへと旅に出た 君がくれた欠片