[offset:-100] [00:21.61]私があなたにほれたのは [00:30.73]ちょうど十九の春でした [00:39.83]今さら離縁と言うならば [00:49.38]もとの十九にしておくれ [01:03.95]もとの十九にするならば [01:12.75]庭の枯れ木を見てごらん [01:21.00]枯れ木に花が咲いたなら [01:29.60]十九にするのもやすけれど [01:46.05]みすて心があるならば [01:54.96]早くお知らせ下さいね [02:04.18]年も若くあるうちに [02:11.90]思い残すな明日の花 [03:04.70]一銭二銭の葉書さえ [03:13.70]千里万里と旅をする [03:22.34]同じコザ市に住みながら [03:30.63]会えぬ我が身のせつなさよ [03:48.81]主さん主さんと呼んだとて [03:57.51]主さんにゃ立派な方がある [04:07.19]いくら主さんと呼んだとて [04:16.05]一生忘れぬ片思い [04:39.95]奥山住まいのウグイスは [04:55.07]梅の小枝で昼寝して [04:56.60]春が来るよな夢をみて [05:05.53]ホケキョホケキョと鳴いていた