霧深い森の入口 目覚めて黒い鳥を見る 誰がその声を聞いた? 遠くなる意識の奥で 読み取る遥かなイメージ 大気が伝える記憶 最後の森から最初の荒野へ 運ばれて行く ひとつの言葉で 果てしない歌が歌われていた かの地へ 透明な胸を合わせる 想い出のすべてと朝に 一度許されるように 光の輪の中 眠りのように舞い降りていく そうしていつしか やさしい宇宙と命が溶ける Reincarnation… 最後の森から最初の荒野へ 運ばれて行く ひとつの言葉で 果てしない歌が歌われていた かの地へ 終わり