深い色が 少しずつ広がり出す 割れた空に 吸い込んまれてしまう気持ち 指先には 冷たい欠片が触れて その温度が 現実に繋ぎとめてる 彩度の低い体 ここよりも遠く 美しいだけの世界は どこにもない 目を閉じれば 知らない初の記憶 いつか空も染めてしまう この感情を 鈍い光で きっと全部 消し去って 曇った色で 全てを飾ってゆきましょう 一歩ずれた 境界線に続くまで 砕けそうな星が 心に降る頃 あのノイズが 耳の奥にきこえてくる 彩度の低い体 果てよりも遠く 光の真逆には 誰も届かない 差し出された痛みを ただ飲み込む 誰の空も交差しない 平面の日々 頷かない時を 今を掴んでる 光の真逆には 誰も届かない 押し戻されてしまっても 探して 水のように 透明なままでいたいのに あのノイズは 鳴り止まない まだ 美しいだけの世界は どこにもない 目を閉じれば 知らないはずの記憶 いつか空も染めてしまう この感情を 鈍い光で きっと全部 消し去って