一人眺めた侵食した月の影 欠けてなく見えぬだけ 夜に蘇る混沌した人波を 掻き分けた虚しい日々 心が意に反し独りでに動き出す 身体が目覚めても気持ちだけ 今歩き出した希望が尽きる迄 抱いた絶望数え意識が絶える迄 貴方に説かれた人間の脆さを 夢にさえ殺されよう 寝ても覚めても焦燥の輪廻を 繰り返し拓かぬ道 明晰夢魅せつける 満足度得られます? 孤独感消えません虚無に苛まれ 軽過ぎて重い潰れちゃう 今朝靄抱き絶望の向こう迄 幽かな希望数え寝息が絶える迄 行くよ