想(おも)い出(で)を摘(つ)んできましょ 花(はな)を摘(つ)んできましょ 胸(むね)の闇(やみ)に一輪差(いちりんさ)し飾(かざ)るの いつだって行(ゆ)き止(ど)まりで 決(けっ)して逃(に)げられない 空(そら)の鳥(とり)へ哀(かな)しみのせ飛(と)ばすの ここは仮縫(かりぬい) 私(わたし)を縛(しば)る永遠(えいえん) 行(ゆ)きも帰(かえ)りも過(す)ぎてゆくは夢(ゆめ) 日(ひ)が暮(く)れて影(かげ)を隠(かく)す 一人(ひとり)泣(な)きたくなる 黒(くろ)くにじむ瞳(ひとみ)の中(なか)怖(こわ)くて ここは仮縫(かりぬい) 世界(せかい)を編(あ)んだ永遠(えいえん) 行(ゆ)きも帰(かえ)りもついてくるは風(かぜ) 少(すこ)しだけ寄(よ)り道(みち)して泣(な)いた ここは仮縫(かりぬい) 私(わたし)を縛(しば)る永遠(えいえん) 行(ゆ)きも帰(かえ)りも過(す)ぎてゆくは夢(ゆめ)