作词 : 井ノ上奈々 叶(かな)わない願(ねが)いだけが強(つよ)く あなたには届(とど)かない言葉(ことば)だけ 降(ふ)りしきる雪(ゆき)の中(なか)つぶやいた 「愛(あい)していました」と… 流(なが)れてゆく この刻(とき)の中(なか)で 出逢(であ)えたこと 幸(しあわ)せに感(かん)じてた 裏返(うらがえ)したあなたの言葉(ことば)の 甘(あま)い毒(どく)に 気付(きづ)けなかったの 手(て)の平(ひら)から零(こぼ)れ落(お)ちた 幼(おさな)い予感(よかん)は闇(やみ)に消(き)え 昨日(きのう)までの光(ひかり)だけが 小(ちい)さく微笑(ほほえ)み 涙(なみだ)が凍(こお)る 叶(かな)わない願(ねが)いだけが強(つよ)く あなたには届(とど)かない言葉(ことば)だけ 降(ふ)りしきる雪(ゆき)の中(なか)つぶやいた 「愛(あい)していました」と… 儚(はかな)い夢(ゆめ) 信(しん)じてた夜明(よあ)け 深(ふか)い霧(きり)と かくれんぼ 細(ほそ)い月(つき) 幻想(げんそう)だと 鐘(かね)の音(ね)が告(つ)げる 沈(しず)んでゆく もう抜(ぬ)け出(だ)せない 心(こころ)の声(こえ) 耳塞(みみふさ)いで 気付(きづ)かない振(ふ)りをしてたのに 誤魔化(ごまか)せない 私(わたし)じゃない瞳(ひとみ)に映(うつ)る あなたの笑顔(えがお) 止(と)まらない想(おも)いだけが強(つよ)く 差(さ)し出(だ)した右手(みぎて)に染(そ)まる色(いろ)が 滲(にじ)んでく雪(ゆき)の中(なか)つぶやいた 「大好(だいす)きだったのに」… 遠(とお)ざかるの 神(かみ)の社(やしろ)から 冷(つめ)たい目(め) もう誰(だれ)も映(うつ)さない 愛(あい)の言葉(ことば)も嘘(うそ)も鎖(とざ)された ずっとそばにいてね 叶(かな)わない願(ねが)いだけが強(つよ)く あなたには届(とど)かない言葉(ことば)だけ 降(ふ)りしきる雪(ゆき)の中(なか)つぶやいた 「愛(あい)していました」と…