[ar:日食なつこ] [ti:剣の歌] [00:17.27]今日もこの手がこの剣を握る時が来た [00:24.44]聞こえる足音はまもなく [00:27.40]僕を見つけては声を上げるだろう [00:31.97]こんなところまで気づけば生き延びていた [00:39.09]記憶を掘り起こす間もないまんまに引き抜いた [00:46.66]きらり光った刀身に [00:50.48]ひらりよぎった君の顔 [00:54.14]息を吸い込み吐き出して [00:57.75]目を閉じては開けて [01:01.42]たったひとりでかざした剣 [01:05.13]それを研いだのは僕じゃない [01:08.84]戦う時はひとりでも [01:12.15]ひとりの戦いじゃない [01:16.52]数えきれぬ相手に勝てるさと振り下ろした [01:36.64]今日もこの手はこの剣で不安を切り捨てた [01:43.91]怖いと思うのはたとえどんなに [01:47.17]強くなったって同じだろう [01:51.34]ずっと終われぬ旅の途中時には傷を知り [01:58.62]引き抜いた剣を削らせてしまうこともあるだろう [02:06.09]ぎらりうねった刀身に [02:09.81]やはりよぎった君の顔 [02:13.52]息も出来ずにうなずいて [02:17.23]目を閉じてさあ歌え [02:20.95]たったひとりで叫んだ声 [02:24.41]敵前逃亡を許さない [02:28.27]負けた日になくすのはもう [02:31.48]僕の命だけじゃない [02:35.90]計りしれぬ恐怖も切れるさと言い放った [03:03.35]息を吸い込み吐き出して [03:07.01]目を閉じては開けて [03:10.78]たったひとりで戦う日 [03:14.29]どうしても怖気づく夜に [03:18.10]その勇気を仕上げるのが [03:21.62]最後の一押しになるのが [03:25.48]たったひとりでかざした剣 [03:29.15]それを研いだのは僕じゃない [03:32.91]戦う時はひとりでも [03:36.07]ひとりの戦いじゃない [03:40.53]剣を握る僕の手を握る手があるんだ [03:48.06]数えきれぬ相手に勝てるさと振り下ろした