[ti:少年少女ではなくなった] [ar:日食なつこ] [al:オオカミの二言] [00:12.81]鍵の開け方の分からない [00:16.30]夢があったんだ [00:19.32]出会った頃にはこの手はまだ真っ白いまんまで [00:25.71]歩いていくうちに [00:27.66]どこかで開けられるもんなんだって [00:32.15]未来の自分に、ひとまず答えをたくした [00:42.44]道の景色が変わる日があると思っていた [00:48.19]今の自分と未来の自分は別物なんだって [00:54.20]いつかやって来るその日を [00:57.89]ただただ待っていた [01:00.70]あの日の僕は僕のまんま今日になってしまった [01:07.20]欲しかった [01:08.33]物は思っていたほど集まっていなくて [01:13.27]変わるんだって意気込んでた部分はそのまんまで [01:20.57]外れないよ折りいって歩いていたはずの [01:27.17]道自体もなくなっていた [01:34.49]笑うだけが命じゃないこと [01:41.03]晴れ渡るだけが 夜明けじゃないこと [01:47.52]知ったあたりにあなたも僕も [01:53.50]少年少女ではなくなった [02:05.29]鍵の開け方の分からない [02:08.28]夢を持っていた [02:11.38]出会った頃から結局一度も開けれないまんまで [02:18.11]そんなたぐいの物が増えた [02:20.94]同じ数だけ悔しかった [02:24.15]抱えきれないで置いてきたもの幾つあるんだ [02:30.35]僕らの道徳に構わず走る世界を前に [02:37.20]僕だっていくらは生きたい [02:45.24]叫ぶだけが 勇気ではないこと [02:51.39]突き通すだけが 正義ではないこと [02:57.82]知ったその向こう あなたも僕も [03:04.26]それでも捨てられない何かを知る [03:33.87]傷ついた [03:35.56]ことは確かに多かったかも知れないけれど [03:41.65]無くすばっかじゃなかったはずだ [03:50.63]笑うだけが 命じゃないこと [03:57.40]晴れ渡るだけが夜明けじゃないこと [04:03.54]知ったあたりにあなたも僕も [04:10.07]少年少女ではなくなった [04:16.51]立ち尽くすだけが僕ではないこと [04:22.72]汚れようが正義を連れていくこと [04:29.15]知ってなお [04:31.14]迷うどうしようもない僕らは [04:35.60]少年少女ではなくなった [04:42.15]少年少女ではなくなった