華やいだ時間は 一瞬で過ぎる 笑顔だけ 取り残して 真っ直ぐな視線は 何を見つめる? 愁うべき季節の中で 春の風が 散らすさくら舞踊らせて 終わりを告げる様に 淡い桜色で もう昨日を塗り替えるなら 振り返ることもないけど...けど でも、でも、でも、寂しい... まだ、まだ、此処に居て 切り取った時間は 永遠に生きる 傷の跡すら残して 真っ新な想いと 少し違ってる 君と居た 季節は過ぎて 夏へ誘う雨が さくら濡らし始めて 鼓動を刻むように 冷めた音で この涙を誤魔化せるなら 強がることもないから...けど でも、でも、でも、哀しい ただ、ただ、此処へ来て 春が散らすさくら 夢と消したら はじまり告げる様に 淡い桜色でもう昨日を 塗り替えるなら 振り返ることもないけど...けど でも、でも、でも、寂しい... まだ、まだ、傍に居て