部屋(へや)の片隅(かたすみ)で 容易(ようい)な刃(やいば)に触(ふ)れて 滴(したた)る血(ち)を眺(なが)めていた ヒトリシズカ 緋色(ひいろ)の記憶(きおく)にすがり 泣(な)いていた 孤独(こどく)を嫌(きら)うこととは違(ちが)う 歪(いびつ)な隙間(すきま) 怖(こわ)いだけ 慣(な)れぬ暗闇(くらやみ) 肌(はだ)に雫(しずく)ひとつ 血(ち)が涙(なみだ)かさえ 分(わか)からない グシャグシャの汚(よご)れゆく私(わたし)に 鮮(あざ)やかな思(おも)い出(で)が 胸(むね)を刺(さ)してゆく 部屋(へや)は冷(つめ)たくて 少(すこ)し広(ひろ)くなり やがて この空間(くうかん)にも馴染(なじ)んで ヒトリシズカ 緋色(ひいろ)の記憶(きおく)も 不意(ふい)に 美(うつく)しい思(おも)い出(で)になる 濡(ぬ)れた床(ゆか)も 朱(あか)く乾(かわ)いていく 日々(ひび)に 時(とき)の流(なが)れは非情(ひじょう)だ...と 泣(な)き顔(がお)さえ丑(みにく)さを忘(わす)れ いつか 感謝(かんしゃ)へと 眩(まぶ)しい朝(あさ)に 愛(いと)しい記憶(きおく) この静寂(せいじゃく)に舞(ま)い降(お)りた 部屋(へや)を抜(ぬ)ければ 新(あたら)しい風(かぜ)たち 慰(なぐさ)めてくれた イタズラに 强(つよ)さとは 少(すこ)しだけ寂(さみ)しい 感情(かんじょう)だね 噛(か)み締(し)め 今日(きょう)も歩(ある)いてく 咲(さ)き夸(ほこ)る花(はな))が 土(つち)に还(かえ)るように 人(ひと)は 喜怒哀楽(きどあいらく)を繰(く)り返(かえ)し 哀(かな)しみさえ 通過点(つうかてん)にして 明日(あす)も 無意識(むいしき)に求(もと)める笑顔(えがお) ヒトリシズカ くすぐる未来(みらい)に キミは おそらく出(で)てこないでしょう それでもまた 魅(み)せつけるように 今日(きょう)を生(い)きてゆこう ヒトリシズカ ギター:音霊 & ikuo 濡(ぬ)れた床(ゆか)も 朱(あか)く乾(かわ)いていく 日々(ひび)に 時(とき)の流(なが)れは非情(ひじょう)だ...と 泣(な)き顔(がお)さえ丑(みにく)さを忘(わす)れ いつか 感謝(かんしゃ)へと 咲(さ)き夸(ほこ)る花(はな)が 土(つち)に还(かえ)るように 人(ひと)は 喜怒哀楽(きどあいらく)を繰(く)り返(かえ)し 哀(かな)しみさえ 通過点(つうかてん)にして 明日(あす)も 無意識(むいしき)に求(もと)める笑顔(えがお) ヒトリシズカ くすぐる未来(みらい)に キミは おそらく出(で)てこないでしょう それでもまた 魅(み)せつけるように 今日(きょう)を生(い)きてゆこう 涙(なみだ)さえも夸(ほこ)りに思(おも)える 風(かぜ)がそよいでる