夜更けの稲妻 罵り声が響く 怯えて呆れて 暗闇に逃げ込んだ 閉ざした世界で 鼓動を落ち着かせて 孅い祈りを 無意味に重ねながら 雨戸を風が叩く あぁ 涙の微睡みはまた壊される 眩暈が息を乱し そう わたしの世界は歪むの [01:27.50 [01:27.87 [01:35.42 [01:41.84 [01:48.59 [04:27.91 切り裂く痛みで 生命(いのち)を確かめては 誰にも消せない 傷跡を増やすだけ 何度も嗚咽 漏らし そう この身の運命(さだめ)憎むの もどかしさを振り回し 心が暴れだす 形を失くした記憶が廃れる わたしのこと 赦してくれませんか? まだ 夜明けに届かないの [03:18.29 壁時計 冷徹な針音が 終わりの見えない地獄を彷徨う わたしのこと 認めてくれませんか? また 夜明けが遠ざかるわ