忘れようとした すべてを受け止めて 後ろを 振り向かず 歩いた 忘れようとした それでも あきらめず 必ず 戻れると 信じた 朝陽の中に 夕暮れの街角に あなたはいる 忘れようとした あれから 何度も 悲しい 幻に 出会った 花散る道に 粉雪の空港に あなたを見る 夏の谷間に 真冬の浜辺にも あなたはいる