[00:00.00]DELETE [00:08.00] [00:14.20]破滅へと向かう地球に立つ [00:22.49]大半が息絶えて [00:27.03]積み重ねたクロニクルは [00:32.09]泡となって潰えた [00:40.27]順応するニュータイプ [00:43.49]とわずかな旧式が生き残った [00:52.23] [00:53.24]改造型の貨客船には [01:01.42]蟻のような群がり [01:05.99]皆同じ色の通行証ぶら下げ [01:11.73]「我先に」と惑星を捨てた [01:16.99] [01:17.44]機械仕掛けの宣教師 [01:21.37]ファシズムへと誘う [01:24.49]『さぁ皆さん!この果実を召し上がれ!』 [01:31.06]あなたと繋がっている [01:34.27]記憶を書き換えてゆく [01:37.84]まるで幻見てたみたいに [01:44.51] [01:48.22]分厚い雲で覆われた空 [01:56.55]星一つ見当たらねえ [02:01.17]祈りを捧げる [02:04.45]事すら許されないというのか! [02:09.19]主よ、答えろ! [02:12.44]この願いさえ背徳の幸福論と言うのなら [02:19.77]みっともいい死に様は願い下げだ [02:26.29]悲しみも絶望も抱えたまま [02:30.85]向日葵はひたすら太陽だけ見つめてる [02:40.16] [03:09.32]メトロポリスは無彩色へと [03:17.62]デリートされてく‥ [03:20.40] [03:34.44]忘れなきゃいけないものと [03:37.66]忘れちゃいけないものの [03:40.77]境い目が涙で滲んでゆく [03:47.35]太陽を向きながら [03:50.50]向日葵も泣いている [03:54.09]瓦礫の下で種は芽を出した [04:07.14]