[ti:The 9th] [ar:プリクマー] [al:] [00:55.10]一つ深呼吸をして [01:01.86]ぎりぎりのバランスを掴んで [01:08.03]その揺れに身を任せ [01:13.43]今日も同じ時間を繰り返す [01:20.51]与えられたのは無意味な名前 [01:27.59]何も知らない僕らの我侭だったんだ [01:35.42]また時間は進み 輪を描きだす [01:42.38]また同じ場所へ向かうだけなんだろう [01:49.37]無重力の闇の端へ投げ出された [01:55.50]ただそれだけのことだと [01:59.13]誰も気付かないままで [02:30.28]いま ほんの少し反射した [02:37.07]ちっぽけな姿を捉えた [02:43.62]そこは誰の声も [02:49.94]響くことのない世界なんだろう [02:56.12]望んだものなんて何にも無かった [03:03.11]ただ一つだけ 存在理由以外は [03:11.72]また時間は進み 輪を描きだす [03:17.95]また同じ場所へ向かうだけなんだろう [03:25.31]無重力の闇の端へ投げ出された [03:31.23]ただそれだけのことだと [03:35.41]誰も気付かないままで [03:39.12]消えそうなほど小さなその身体で [03:44.70]どこまで向かうのだろうか [03:52.83]不安定なその軌道に [03:56.20]この光が届くのは永遠だろうか [04:06.59]いつか昨日を今日と [04:09.85]いつか今日を明日と [04:16.63]呼ぶ日が来るのなら [04:21.62]螺旋の始まりを確かめに行こう [04:28.62]生まれた理由を確かめに行こう [04:34.81]さあ 響く音も 放つ光も [04:39.01]何も無かった頃へ [04:42.48]繰り返すだけのこの現実ごと [04:47.03]偽れるように [04:54.11]抜け出せるように [05:05.05]いま [05:06.18]時間は [05:08.07]止まって [05:11.44]ほら [05:13.16]始まりの [05:14.54]メロディーが [05:16.43]聞こえる