作曲 : オッカ 作曲:オッカ 作詞:未羽 編曲:オッカ この世界中で一番お好きな色はなあに? 雪の白?夜空の黒? いいえ気高い薔薇のような赤でしょう ガラス越しに踊るのは 華やかな紳士淑女の皆様 でもどちら様もこちらチラチラ 目が離せない、この赤が欲しいのでしょう お望みとあらばこの全てあげるわ、よくて? いつでもお気の召すままどうぞ 膝をつかせて頬摺りなど 優しく踏みつけてさしあげなさい この世界中で一番愛しい色はなあに? 海の青?輝く銀? いいえ熟れた林檎のような赤! その柔らかくて白い肌になぞられ恍惚 はずむ音、重なる鼓動 貴女を喜ばせることこそ快楽 一度お召しになれば 忘れることのできない甘美な果実 ほらどなた様も今宵クラクラ 貴女が愛したその赤を愛すのでしょう 美しさにもし罪があるとするのならば 生まれたことが私の咎ね これ以上ないほど 着飾って涙さえ宝石に変えなさい それでもおやめになれないのでしょう、まさか リボンのほどき方をお忘れ? この赤をまだ欲するのなら 私だけをいつもご覧なさい お望みとあらばこの全てあげるわ、だから いつでもお気の召すままどうぞ 煉瓦道の影さえ赤く染め上げ 美しく踊りなさい 赤く美しく赤く