[00:10.02]時計の針が指す 泥のような眠り [00:15.95]目覚めた瞬間 また自己嫌悪 [00:20.19]いったいいつまで続くんだろう [00:23.10]傷跡はまだ痛むんだ [00:29.29]僕には特別な力なんて何もない [00:33.83]地を這うように [00:38.64]どうでもいいフリをして [00:40.64]目を逸らし続けた [00:42.93]こんなんじゃダメだって [00:45.29]耳元で囁く [00:47.97]憧れの勇者様は [00:50.32]きっと手に入れたんだろう [00:52.48]弱虫でどうしようもない僕に力を [01:07.92]祈りにも似た悲鳴は [01:09.96]また虚しく空回り [01:12.50]僕の背中には落伍者の [01:14.70]刻印が刻まれている [01:17.46]君に打ち明けられなかった [01:19.47]あの日から止まった [01:22.16]大好きな感情と大嫌いな劣等感 [01:26.41]うずくまって泣いていた子供は [01:31.48]きっと僕だった [01:36.19]君にもらった愛は両手にあふれるくらい [01:40.63]それなのに僕は気づかないままで [01:45.62]一人取り残される [01:48.14]悲劇を演じてた [01:50.37]他人のせいにして生きてきた代償 [01:58.42]糸が絡まる見えない出口 [02:05.25]隠れたのは誰? [02:08.75]暗い森を彷徨って [02:32.05]悲しいなら泣いたって [02:33.90]触れるくらい近くに [02:36.30]君がいたことに気づけないままで [02:41.22]いつも失った後で [02:43.62]取り戻せないタイミングで [02:45.87]君の残した [02:48.30]大切なことに気づくんだ [02:50.91]どうでもいいフリをして [02:53.12]目を逸らし続けた [02:55.36]こんなんじゃダメだって [02:57.75]耳元で囁く [03:00.23]今からでも遅くないだろ [03:02.63]太陽はまだ沈まない [03:05.17]弱虫でどうしようもない僕に力を