繰(く)り返(かえ)される日々(ひび)が終(お)わり 見(み)えないモノがヒトツ消(き)えた ぼくは今(いま)道(みち)を探(さが)してる 耳(みみ)の奧(おく)で響(ひび)く聲(こえ)に 思(おも)わずきみを想(おも)うけれど 振(ふ)り返(かえ)るのはまだ怖(こわ)いから はぐれた指(ゆび)を高(たか)くかざして 南風(みなみかぜ)を味方(みかた)につけて行(い)けたらいいな ぼくはぼくをきみはきみを 探(さが)しにゆく旅(たび)に出(で)る 曖昧(あいまい)でも不確(ふたし)かでも 今(いま)ならば言(い)えるよ 軽(かる)くなった荷物(にもつ)抱(かか)え 次(つぎ)は何(なに)を入(い)れようかと 考(かんが)えるフリでもしてみよう 夢(ゆめ)は夢(ゆめ)で目(め)が覚(さ)めると 跡形(あとかた)もなく消(き)えるモノだ 思(おも)うより価値(かち)なんてない 足(た)りないモノばかりでも 答(こた)えなんていらないな 辿(たど)り著(つ)けば今(いま)よりも笑(わら)えるだろう ぼくはぼくをきみはきみを 探(さが)しにゆく旅(たび)に出(で)る 曖昧(あいまい)でも不確(ふたし)かでも 今(いま)ならば言(い)えるよ 遠(とお)くかすむ光(ひかり)さえも ココからでは見(み)えないけど 夢(ゆめ)にも似(に)た小(ちい)さな燈(ひ)が 足元(あしもと)を照(て)らすよ きみが歌(うた)う春(はる)の歌(うた)は 今(いま)ぼくらの背中(せなか)を押(お)す ありがとうもさようならも 今(いま)だから言(い)えるよ 終わり