[00:23.72]薄紅色の桃の花の下 [00:26.63]そっと握り合った手の [00:29.54]温かい温もりは [00:32.45]春の陽だまりにも似て [00:35.00] [00:35.36]君の頬にもふりそそぐ [00:38.27]花びらに目を細めて [00:41.18]『これは春の贈り物』と [00:44.09]僕を見つめ返したね [00:47.00] [00:47.18]その瞳の向こう(春 うらら) [00:50.09]僕の背中越しに(春 蜻蛉) [00:53.00]君の髪を撫でる(春 燦々) [00:55.72]そして季節は巡る [00:57.85] [00:57.96]僕らの繋いだ手を離すものは [01:03.18]何もない [01:04.63]二人そして時を重ね [01:09.54]笑顔で会えた今日という日を また [01:14.82]精一杯 歩いてゆこう [01:23.36] [01:36.45] [01:48.09]僕たちを置き去りで過ぎる [01:51.00]過去は走る 風のように [01:53.91]でも 積み重ねた記憶を [01:56.82]消し去ることはできない [01:59.37] [01:59.73]君の頬にかかる髪を [02:02.64]震える指で触れてた [02:05.55]あの時の痛む心を [02:08.46]誰が忘れえようか [02:11.00] [02:11.55]あの瞳の先へ(春 爛漫) [02:14.46]僕らを追いかけてく(春 残像) [02:17.36]印画紙 焼き付けて(春 麗し) [02:20.09]満ちるあの季節を [02:22.20] [02:22.30]思い葉のように 寄り添い重ねあい [02:27.55]笑い合い [02:29.00]二人 そして慈しみ合い [02:33.91]また明日もその次も 僕らが絶える日まで [02:43.54]時 ひとひら刻もう [02:47.36] [02:48.46]思い葉のように 見つめ合い惹かれ合い [02:54.09]時には 心すれ違いながら [03:00.09]また明日が 僕らのためにあるように [03:06.00]今日を歩いてゆこう