雨粒の中 街翳が回る 微睡む君の睫毛を朝が 綺麗に緣取る 柔な生き方笑ってた俺が 優しい鼓動 時計代わりに こうして生きてる シツの波間へと 俺たち漂う小舟 裸のままカップに 珈注いだ 魂を抱いてくれ 都會で色褪せた 胸の污點その爪で そっとこすり落して 魂を抱いてくれ 自分だけを愛して 生きてきたわがままな俺の 背中を抱いて 原色の夏 砂まみれのキス 熱さが消えて透明な秋 愛だけ殘った 打ちのめされたとき鄰にいるだけでいい 痛みをわけあえたら それでいいから 魂を抱いてくれ むき出しの兩手で かっこなどつけてない 真實のこの俺を 魂を抱いてくれ 心を讀んでくれ 話せない大切な言葉 瞳をいて 靜かにこのまま