燃え冷えた地平へ積もる塵と 緋色の空は<相対>それが綺麗 傾く月夜浮かんだ水面に降る 沈んだ浮葉<相対>花模様 刻(とき)を待つそれは死海 たとえ泣き腫らしても 凍えた夜に呼びかけたその朱に滲んだ四肢でさえ 枯れた私の言葉も溶けた胸に閉じ込めて 何故拒み止んだ愚(ぐ)の声は無為濃く淀んだ水の中 それはいつも繰り返す癒えぬそれは蘇る 燃え上がる地平を食らう種子と 血色の空は<相対>それが綺麗 灼熱の尾が聳えた雲間に踏む 震えた浮葉<相対>花模様 刻(とき)を待つ赤い視界 たとえ泣き腫らしても 凍えた夜に呼びかけたその朱に滲んだ四肢でさえ 枯れた私の言葉も溶けた胸に閉じ込めて 何故拒み止んだ愚(ぐ)の声は無為濃く淀んだ水の中 それはいつも繰り返す癒えぬそれは蘇る 果ての閉じたドアを観てその紫に滲んだ四肢でさえ 堕ちた私の言葉は朽ちた箱に閉じ込めて 何故闇に染んだ無の声は帰依憂く沈んだ水の中 これはいつも繰り返す癒えぬそれは蘇る