忘れじの君の面影は ポプラ並木の道に そよぐ風 冬支度済ませた 夜長の秋 有明の空遠く 帰る星 朝露に濡れた 薪割り場に 芽吹いた春の 蕾たち そこに何があると いうのだろう 合わせた掌が 暖かいだけ 忘れじの君の面影で