長く甘く響いた雨音 過ぎ去ってく 紫陽花を連れて 置き忘れの水面に描いた 青い夏の空が見える 時を止めた緑の空き瓶 覗き込めば私が泣いてる 帰る場所を無くした迷い子 一つ二つ流す涙 零れ落ちたプリズム 遠い夏を映して 揺らく陽炎に消えた私の永遠 優しさだけ集めた 眩しすぎた夕日に 伸びる影法師の手を引いていたのは誰 I'm still there seeing the sky 変わらず 好きと言うに幼く またと言うもかなわす 水の底に沈んだ 怖がりの私 零れ落ちたプリズム 遠い夏を映して 揺らく陽炎に消えた私の永遠 I'm still there seeing the sky いつまで もう一度と呟く 何も無いこの日さえ もう二度と戻れない 零れた水のように