細い月 目印に道を行く 果てない旅 今日も続いた 一つ星 搖らいでは瞬いて 迷う心に影を落とす ふたつの光に 身を焼かれ 進む道も知らず 星月夜 見守ってその結末を 神様がいるのなら こんな世界はいますぐ終わらせて 惹かれあう重力で 踊るみたいに 止まらない輪舞曲(ロンド)でも この夜を越えた場所から また陽は昇るはず 淡い月 包み込む優しさで 忘れた夢 思い出させて 冴える星 情熱を駆り立てて 迷う心を縛りつける ふたつの光に 苛(さいな)まれ 眠ることもできず 星月夜 逃げ出し捨ててしまおう 神様がいるのなら こんな世界はいますぐ終わらせて 惹かれあう重力で 回る車輪は 止まらない輪廻(りんね)でも この夜を越えた場所には 安らぎがあるから ひかり かげ みぎ ひだり ぶつかり合う心 ひとつになれる日がくる その時まで いま苦しくて倒れそうでも 歩き続けるのなら こんな世界も変わると信じてよ 星月夜 悲しみで曇らせないで 終わらない旅はない この夜を越えた場所から また陽は昇るから