君と僕の 小さな手が 交わしたまま 眠りついたキオク 散らばる声 滲む景色 ありふれたモノと 違うカケラ あの日確かに包まれていた 温もりが微かにこの 胸の隙間を撫で今 遠い想いを探るけどたったひとつの 日だまりに影が差す 心が言葉が溶け出したら 僕はきっと歩き出せる 今はまだ息を潜めている 新しい季節へと さぁ 変わるものと 変わらぬもの どちらもそう 同じ君のキオク この季節を 彷徨うなら 行く当てをいつかなくすカケラ 夜の狭間に一人きりなら 仄暗い嘆きでいい 遠く彼方で響いて 不安 苦しみ どれだけの僕への罰も 両手で受け止めるよ 思い描いた 願いや夢 あの頃の強さを 信じて ひそかに 目覚めた この想いは 僕を強く揺るがしてる 今はもうカタチさえなくても 真っ白い憧憬を 見て