青白き裸体が静かに浮かび目覚める ゆらり ゆらりと 刻まれた使命は過去と未来を無にする 記憶にはなく記録されたあなたの顔 この手が抱いた幻 夢の中で 私に心があれば良かったのに 罪なきあなたを殺めてしまう 母を見て戸惑い佇むその時が 命の終わりを告げるのでしょう 濡れた髪 滴る雫を払い 動き出す この顔と身体は偽物 同じ声で 我が子の名前を呼んで誘い出した 誰か止めて… あなたの瞳が私を映した なぜに愛しいと感じてしまうの? 貫く銃弾 私の心の奥に咲いている この白き薔薇が あなたを守れと 最期に人形から私を母にしてくれたのでしょう 愛 夢 希望 すべては消えて行く