作词 : 大江 千里 作曲 : 大江 千里 編曲:大村雅朗 耳のうらに残るきみを消そうと がむしゃらに駆け出したぼくさ 空車のTAXIと横降りの雨が こびるような強がりを散らす きみの前じゃ たちの悪いぼくさ なんですぐに 憐れむような眼で 幾度も許すの あれからぼくだけが違う夜を越えてる あれからきみだけが近い夢を生きてる ひきずるほど幼なくなる ぼくを汚(けが)して リュックにこぼれそうな背中を張った 右向きの気丈さは嫌さ あの日たしかエアコンが切れたね 少し冷えたきみを 悪そうに抱きしめたのさ このままぼくだけが強くなれず眠(ね)れない このままきみだけを深く想って眠(ね)れない 夢見たもの遠ざけずに歩いていて あれからぼくだけが違う夜を越えてる あれからきみだけが近い夢を生きてる ひきずるほど見えなくなる ぼくを射ぬいて