ひとときの痛みなら 永遠の傷痕さえ 引き換えにしてもいい 幸せを手に入れるの 輝きを失った カラダには興味ないわ 突き刺さる視線には とっくに慣れたはずなのに 寂しくて 怖いよ 誰も 助けてくれない どこか ここはもう 私と それ以外の世界が ふたつ なにか 帰りたい 理解って 気持ち この気持ち 隠している 「このままじゃいけないよ」 「それでも構わない」 ねぇ まだ叶えないで 限りなく溢れてくる穢れを ねぇ 欲望のままに 繰り返す私を咎めないでくれる? その清らかなる 魂を共有できたのならきっと 未知の幸福に 手が届きそうな気がしていたから 問い掛けと解答 儀式めいている葛藤 一人きりの部屋とあとほんの少しのきっかけ 涙 滑り落ちてゆく 頼ることのできないもどかしさ 「どれくらい 深くて 大きければいいのかな」 ずっと抱えてきたんだ 今更変わることできないの解ってる 「神聖な場所へと 変わっていくその過程を」 言葉一つ分のすれ違い 近くて遠いこの距離を 「しっかりと瞳に焼き付けて フィルムのように」 まだ縮めないでいたいと 思う気持ちがなくならないよ 「真実は映らない『意識』に邪魔されているから」 その清らかなる 魂を共有できたのならきっと 「美しく 流れる 赤色をそっと舐めて」 無邪気に笑えた日々に 帰ることできると 「麗しい スティグマ 私を 救い出してよ」 知ってたのに