[00:23.24]確かなものなど [00:27.91]どこにもないと嘆いた [00:33.73] [00:35.60]あの頃 本当は [00:40.50]ずっと何を探してたんだろう [00:48.01] [00:49.56]少しゆっくり話すくせが [00:58.67]愛しくって まだ うつったまま [01:05.51] [01:08.41]夏の雨と 秋の影と [01:18.53]冬のサイレン 春に舞うビル風を [01:28.63]胸のなかの [01:33.55]きみのやわらかい気配 [01:38.68]抱きしめて歩いた [01:44.11]忘れたくないと泣いた [01:51.21] [02:03.04]黙ってそれきり [02:07.72]出てゆくきみを見ていた [02:13.42] [02:15.22]あの頃 本当は [02:20.55]この弱さがただ もどかしくて [02:27.67] [02:31.84]きみの答えになれなかった [02:40.61]僕を残して夜が明ける [02:47.55] [02:50.80]線路のさび 工場の壁 [03:00.93]小さな歩道橋へとつづく道 [03:10.96]胸の奥の [03:15.84]きみのやわらかい気配 [03:20.90]ありふれた景色も [03:26.45]物語にしてくれた [03:34.32] [03:56.43]つないだ指 負けず嫌い [04:06.52]シャツの匂い [04:09.71]笑う一瞬の美しさ [04:16.52]いまも残る [04:21.51]このやわらかい気配 [04:26.42]きみが生きたすべては [04:31.98]確かな永遠だった [04:39.80] [04:41.68]あのとききみは 本当は何を [04:51.96]幸せと感じていたの 分からない [05:02.07]さよなら [05:05.51]でも [05:07.07]このやわらかい気配 [05:12.07]まだここで生きてる [05:17.47]確かな悲しみ抱いて [05:26.22]