千切れた夢の破片を 針で縫い合わせるように 貴方は文字を綴る 残された御伽話を まだ名も無さ物語 すべてが愛しくても 百千の夜の続きは こんなにもすぐそこにある 脆弱すぎ この夢の思い出が 待ち望んだ 誰かに届くように 或いは、見届ける者 或いは、記されぬ者 巡り会えるその日まで 静かに目を閉じる、そして… 『語りましよう この楽園の最果てを 紡ぎましよう この幻想の幕閉じを--』