[00:20.42]翡翠染まる木々と ただ二人紡ぐ言葉 [00:29.52]袖の時雨と 混じり溶ける日々に [00:35.95]折鶴一つ [00:39.44]今交わす視線二つ まだ残る胸の音 [00:47.31]ぽつりぽつり雫、調べ 零れるのは誰の所為? [00:56.54]突き刺さる胸の痛みに 安らいだ私は [01:01.30]恋に溺れて身を裂く 渦中の兎で [01:06.16]嗚呼、消えてしまう前に [01:10.29]どうかどうか、貴方は微笑んで [01:33.63]「硝子細工は壊れてしまうからこそ美しい?」 [01:43.00]編んだ白詰草の花言葉 [01:49.17]枯れた一片まで [01:53.18]拭う指の温度 衣擦れの囁きも [02:00.68]浮かび沈む水面の舟 乗せた願い届かずに [02:09.46]身を焦がす熱情の火に 灰と化す貴方は [02:14.72]泡沫の常を呪う 火中の烏で [02:19.20]嗚呼、消えてしまうけれど [02:23.35]「どうかどうか、貴方は...」 [02:27.78]唯一つの想い叶わずに終わる二人 [02:32.93]朧げな夢を見てた烏と兎ね [02:37.32]「さよなら」 [02:38.79]全て消えるけれど [02:41.84]きっときっと、二人は此処に居た