夢（ゆめ）を見（み）る少（すこ）し手前（てまえ）で
置（お）いてきたものはなんだっけ
忘（わす）れてしまいたくはないけど
時折（ときおり）ふっと記憶（きおく）の隅（すみ）に浮（う）かぶのは
ふんわりぼやけたセピア色（いろ）
目（め）の前（まえ）を塞（ふさ）ぐ日々（ひび）の向（む）こう少（すこ）しずつ遠（とお）く

大体（だいたい）なんで息（いき）を切（き）らして
走（はし）ってるんだろう

スピードを上（あ）げてゆくほど立（た）ち止（ど）まることが怖（こわ）くて
早（はや）くなる鼓動（こどう）に触（ふ）れココに居（い）ると確（たし）かめた
ココロの奥（おく）の小（ちい）さな声（こえ）に耳（みみ）を澄（す）ましたら
包（つつ）み込（こ）む世界（せかい）が晴（は）れ広（ひろ）がるよ明日（あした）へ

近付（ちかづ）いて少（すこ）し離（はな）れて
出会（であ）った人（ひと）に手（て）を振（ふ）って
繰（く）り返（かえ）しみたいな道（みち）の上（うえ）で素直（すなお）になって
笑（わら）い顔（がお）も泣（な）き顔（がお）も
重（かさ）なればほらキレイでしょう
変（か）わらないものはいつの日（ひ）も奥（おく）の方（ほう）にある

泣（な）いた頬（ほほ）に陽（ひ）が射（さ）して
だんだん愛（あい）を知（し）ってくの？
曖昧（あいまい）だった遠（とお）い遠（とお）い
未来（みらい）に目（め）を凝（こ）らそう

風（かぜ）が頬（ほほ）をかすめて耳元（みみもと）で歌（うた）を歌（うた）えば
高（たか）く鳴（な）る鼓動（こどう）につれ空（そら）に近付（ちかづ）けるから
軽（かろ）やかに弾（はず）むような足取（あしど）りに運（はこ）ばれて
まだだれも見（み）たことない物語（ものがたり）へ続（つづ）く

スピードを上（あ）げてゆくほど立（た）ち止（ど）まることが怖（こわ）くて
早（はや）くなる鼓動（こどう）に触（ふ）れココに居（い）ると確（たし）かめた
ココロの奥（おく）の小（ちい）さな声（こえ）に耳（みみ）を澄（す）ましたら
包（つつ）み込（こ）む世界（せかい）が晴（は）れ広（ひろ）がるよ明日（あした）へ

包（つつ）み込（こ）む世界（せかい）が晴（は）れ広（ひろ）がるよ明日（あした）へ